みなさんこんにちは!イーライフスタッフです(^^)

最近、「食事中によくむせるようになった」「飲み込みにくくなった」と感じる方はいませんか?年齢を重ねると、のどの筋力が低下し、食べ物や飲み物が気管に入りやすくなります。これが続くと、誤嚥(ごえん)性肺炎のリスクも高まってしまいます。

でも大丈夫!日々の食事で少し気をつけるだけで、むせにくくなり、安全に美味しく食事を楽しむことができます。今回は、食事の際に気を付けるポイントや、むせ予防の方法をご紹介します!


むせる原因とは?

食事中にむせる主な原因は以下の通りです。

  • のどの筋力低下:加齢により、のどの筋肉が衰え、飲み込む力(嚥下機能)が弱くなります。
  • 唾液の分泌減少:口の中が乾燥すると、食べ物がスムーズに喉を通りにくくなります。
  • 姿勢の悪さ:猫背のまま食事をすると、のどの通りが悪くなり、誤嚥しやすくなります。
  • 早食い:よく噛まずに飲み込むと、のどに負担がかかり、むせやすくなります。

食事中に気を付けたいポイント

むせや誤嚥を防ぐために、食事の際に意識したいポイントを紹介します!

① 正しい姿勢で食べましょう

  • 背筋を伸ばして、 軽くあごを引いた姿勢 で食べると、食べ物がスムーズにのどを通りやすくなります。
  • 椅子に深く腰掛け、足の裏をしっかり床につけると安定しやすいです。
  • 寝ながらの食事や、後ろにもたれたままの食事は誤嚥の原因になるので避けましょう。

② しっかり噛んで、ゆっくり食べましょう

  • 一口を少なめに して、 30回以上 噛むのが理想です。
  • よく噛むことで唾液が出て、食べ物が飲み込みやすくなります。
  • 急いで食べると、飲み込みのタイミングがずれてむせやすくなるため、焦らずゆっくり食べましょう。

③ 水分の摂り方を工夫しましょう

  • お茶や水は 一気に飲まず、小さな口でゆっくり 飲むようにしましょう。
  • とろみをつけると飲み込みやすくなります。特に、むせやすい方は試してみてください。
  • 食事中にこまめに水分を摂ると、のどが潤い、食べ物がスムーズに通ります。

④ 食べやすい工夫をしましょう

  • 汁気のある料理 は飲み込みやすく、むせにくいのでおすすめです。(例:おかゆ、茶碗蒸し、スープなど)
  • パサパサしたものは避ける(例:パン、クッキー、焼き魚の身)
  • 硬いものは小さく切る か、煮込んで柔らかくすると食べやすくなります。

むせを防ぐトレーニング

食事中だけでなく、日頃からのどの筋力を鍛えることも大切です!簡単にできるトレーニングを紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。

① パタカラ体操

「パ・タ・カ・ラ」と はっきり発音 するだけの簡単なトレーニングです。これは、口やのどの筋力を鍛え、飲み込みをスムーズにする効果があります。

  • 「パ」 → 唇をしっかり閉じて発音(口の筋力アップ)
  • 「タ」 → 舌を動かして発音(舌の動き改善)
  • 「カ」 → のどを意識して発音(のどの筋力強化)
  • 「ラ」 → 舌の動きをスムーズに(滑舌向上)

1日10回ほど繰り返すと、食事の時のむせ防止に効果的です!

② のどを鍛える「あいうべ体操」

口を大きく動かして「あー」「いー」「うー」「べー」と発音することで、のど周りの筋肉が鍛えられます。特に 「べー」 の時に舌をしっかり前に出すのがポイント!


デイサービスでのトレーニングも活用しましょう!

イーライフでは、運動型デイサービスとして のどや口のトレーニング も取り入れています。皆さんが楽しく、安全に食事を続けられるよう、サポートさせていただきます(^^)

「最近むせやすくなったな…」と感じたら、 無理せずできることから 始めてみましょう!正しい姿勢や食べ方、簡単なトレーニングを意識するだけで、誤嚥のリスクを減らすことができますよ。

寒い季節でも 美味しく、楽しく、安全に食事を して、元気に過ごしましょう!