みなさんこんにちは!イーライフスタッフです(^^)

先日、ご利用者様が珍しい植物をお持ちくださいました。それは「スズメウリ」という、日本に自生する可愛らしい植物です。ご利用者様や他の皆さんから「小さくて可愛いね」「スズメの卵みたい!」と大好評でした。今回は、このスズメウリについてご紹介します!

スズメウリってどんな植物?

スズメウリはウリ科の一年草で、つるを伸ばして他の植物に絡みつきながら成長します。自生しているのは湿った場所や野原で、特に日本各地で見られる在来種です。ウリ科と言えば「カラスウリ」がよく知られていますが、スズメウリはその小さな白い果実が特徴的で、カラスウリよりも可愛らしい印象を与えます。

まるでスズメの卵?スズメウリの名前の由来

スズメウリという名前の由来は、その丸くて白い果実が「スズメの卵」に似ていることからきているそうです。果実は直径1〜2センチほどの小さな球形で、最初は緑色ですが、熟していくと次第に赤くなります。その姿が本当に愛らしく、皆さんも見ているだけでほっこりとした気持ちになれるはずです。

花と果実の楽しみ方

スズメウリは、夏から秋にかけて小さな白い花を咲かせます。花も果実も可憐な姿で、まるで自然からの贈り物のようです。また、1つの株に雄花と雌花の両方が咲く「雌雄同株」という珍しい特徴があります。秋になると実がたくさんつき、まるで小さな宝石がぶら下がっているようで、見ているだけでも楽しい気分になりますよ。

スズメウリのちょっとした不思議な生態

スズメウリのつるは、秋になると地中に潜って塊根という栄養貯蔵部分を形成します。この塊根が冬の間じっと寒さを耐え、翌春になると再び芽を出して新しい株が成長していくんです。植物もこうして季節を感じてしっかりと生きているんですね。

スズメウリとカラスウリの違い

カラスウリは真っ赤な大きな実が特徴で、多くの人がその姿を知っています。一方で、スズメウリは白くて小さな実で、可愛らしさがポイントです。「カラスウリは立派な大人で、スズメウリは愛らしい子ども」という風に思っていただくと分かりやすいかもしれません。

秋の散歩で見つけてみましょう!

スズメウリは全国に分布しており、散歩をしていると湿った野原や林の中で見つけることができるかもしれません。見つけたら、ぜひ「これがスズメウリか!」と楽しんでみてくださいね。自然の中でふとした出会いがあると、とても心が和みますよ。

今回は、みなさんに可愛らしいスズメウリをご紹介しました!秋の散歩の際には、カラスウリと一緒に探してみるのも楽しいですね。それでは、また次回もお楽しみに!