みなさんこんにちは!イーライフスタッフです(^^)

寒い季節になり、お風呂に入るのが少し億劫になる時期ですね。しかし、冬場は「ヒートショック」による事故が増えることをご存じですか?ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、体に負担がかかる状態を指します。特に入浴時に発生しやすく、心臓や血管への負担が高まるため、高齢の方にとっては大きなリスクとなります。今回は、ヒートショックを防ぐためのポイントをご紹介します!

ヒートショックが起こりやすいシーン

ヒートショックは、主に「寒い脱衣所から温かい浴室へ」「温かい部屋から寒いトイレへ」など、温度差のある場所を移動するときに起こりやすいです。特に、体温が急激に下がると血圧が上昇し、心臓や血管に負担がかかるため注意が必要です。冬の入浴はリラックスできる時間ですが、同時に安全対策も忘れないようにしたいですね。

ヒートショックを防ぐためのポイント

それでは、ヒートショックから身を守るための具体的な対策を見ていきましょう!

  1. 脱衣所と浴室を温める
     お風呂に入る前に、脱衣所と浴室をしっかり温めておきましょう。小型のヒーターや暖房を利用することで、寒さを感じることなく安心して入浴できます。特に夜間の入浴時は気温が下がりやすいため、温めを十分に行ってから入るのがポイントです。
  2. 湯船の温度はぬるめに
     熱すぎるお湯に入ると、急に血圧が変動しやすくなります。おすすめの温度は38〜40℃程度。ぬるめのお湯にゆっくりとつかることで、体が温まり、リラックスできるうえ血圧も安定しやすくなります。また、のぼせやめまいも防げますので、無理なく楽しめる温度での入浴を心がけましょう。
  3. 急な動作は控える
     お風呂に入る前や出た後は、ゆっくりと動くように意識しましょう。急な立ち上がりや動きは、血圧の変動を引き起こしやすくなります。ゆっくりと深呼吸をしながら、体が温まるまで落ち着いて行動することが大切です。
  4. できれば家族と声をかけあって
     家族と同居している場合、入浴中に声をかけあうと、万が一の時にも安心です。「これからお風呂に入ります」「そろそろ出るよ」と声をかけることで、いざというときにすぐに気づいてもらえます。お一人で入浴する方も、入浴前後にご家族や近くにいる方とコミュニケーションをとることをおすすめします。

日々の対策で安心して冬を過ごしましょう

ヒートショック対策は、ほんの少しの工夫で実践できることが多いです。日々の生活でちょっと気を付けるだけで、安全に安心して冬を過ごすことができます。デイサービスでは、皆さんの健康をサポートするため、日常のちょっとしたアドバイスもお伝えしています。寒い冬こそ、元気にお過ごしいただけるようお手伝いいたしますので、どうぞ気軽にご相談くださいね(^^)

それでは、寒さに負けず温かくして、冬を楽しくお過ごしください!