みなさんこんにちは!イーライフスタッフです(^^)
最近、「ボタンがうまく止められない」「上着のチャックがスムーズに上がらない」など、手先の不調を感じる方が多くいらっしゃいます。ちょっとしたことに思えますが、日々の暮らしの中では大切な動作ですよね。
今回は、こうした手先の動きづらさの原因や、簡単にできる対策についてご紹介します!

なぜ手先の動きが悪くなるの?
年齢とともに筋力や関節の柔軟性が低下し、指先の力や器用さが少しずつ落ちていきます。特に以下のような要因が関係しています:
- 手指の筋力低下(握力やつまむ力)
- 関節のこわばり(特に朝方)
- 神経の働きの低下(感覚や反応の遅れ)
- 脳の指令が伝わりにくくなる(パーキンソン病などの初期症状として出る場合も)
「できない」ことが続くと気分も落ち込みがちになりますので、早めに気づいて予防していくことが大切です。
自宅でできる!手先のちょこっと体操
毎日の習慣にしていただきたい、簡単な手指の運動をご紹介します♪
● グーパー体操
- 手を前に出してグーっと握ります。
- 次に指をパーっと開きます。
- ゆっくり10回ほど繰り返しましょう。
● 指タッチ運動
- 親指と人差し指を合わせて○を作ります。
- 親指と中指、薬指、小指と順に合わせていきましょう。
- 反対の手でも同様に行います。
● タオルしぼり体操
- タオルをしっかり握って両手でしぼります。
- 手首も一緒に動かすことで、腕全体の筋肉が使えます。
※手が冷えていると動きにくいので、温めてから行うのがおすすめです。
便利な道具も活用しましょう
市販されている補助具を使うことで、生活がぐっと楽になります♪
- ボタンエイド:ボタン穴に通して引っ張るだけで留められる器具です。
- チャック補助リング:引き手に取り付けて、大きな輪を引くだけ!
- すべり止め付き手袋:瓶のふたなどが開けやすくなります。
無理に頑張らず、道具の力を借りるのも立派な自立支援です(^^)
手先の調子は脳のサインでもあります
実は、手先の動作には「脳からの命令」が重要な役割を果たしています。
細かい作業が急にできなくなったり、左右で差が出てきたりする場合には、一度医師に相談してみるのも安心です。
日々の「できた!」が喜びに
「今日はボタンがすぐ止められた」「チャックが一発で上がった!」
そんな小さな達成感が、心も体も元気にしてくれます。
イーライフでは、こうした日常の不調にも寄り添いながら、運動やレクを通じて改善のお手伝いをしています。
何か気になることがあれば、スタッフまでお気軽にお声かけくださいね♪
最後に
年齢を重ねても、自分らしい毎日を過ごしていくためには「気づくこと」と「無理しない工夫」がとても大切です。
ぜひ今回の内容を参考に、手先の健康にも目を向けてみてください(^^)